木のまな板のいいところは?1度使うとクセになるって聞くけど
刃が木に食い込むから刃当り、切れ味がいい。音もいい。食材が滑りにくい。包丁の傷がついても復元するから目立たない。正しいメンテで清潔に保てる、などなど
サイズはあらゆる用途における使いやすさを考えて特大、大3種、中、小、丸形をご用意しました。厚みはすべて3cmと安定感を十分に得られる厚さ。キッチンのスペースが許すなら、なるべく大きいまな板がおすすめです。
■大きさのイメージは以下をご参考ください
「普段の料理に使いたい。白菜が丸々置けるサイズがいい」「釣りが趣味。大きな鯛も楽々捌けるサイズがいい」など、まな板に求められる要望はさまざまですが、どんな目的にもお応えできるラインナップです。
木のまな板は、木に包丁の刃が少しだけ食い込むため、食材の切れ味の良さがクセになります。3cmという厚さなら、吸水と乾燥に常に曝されるハードユース下でも木本来の特性が永く発揮されます。コストと軽さを追求した薄いまな板が多く市販される時代、弥生時代から使われてきたという本格、木のまな板をぜひあなたの生活に置いてみてはいかがですか?
木の素材をそのまま活かすまな板は、木の香りや肌触りの良さもさることならが、包丁の刃当りの柔らかさ、食材の切れ味の良さが大きな特徴です。
一度木のまな板を使うとプラスチックや薄いまな板には戻れないと言われるのは、切れ味や音がクセになるからでしょうか。食材との程よい摩擦、包丁が当たる音、刃当りの柔らかさ、切れ味の良さをぜひ味わってみてください。
弥生遺跡からも木のまな板が出土しているそうですが、古来より普段使いされてきた木のまな板を、ぜひあなたの生活に。
当サイトでは2カ所の産地のまな板を販売しております。
長野県木曾川上流域から産出するヒノキは優良な建材・家具材として全国的に知られ、木曽ヒノキの天然林は日本三大美林の一つに数えられます。
目が細かく詰み、香り高いヒノキ材は鎌倉時代から良材として有名でした。城や神社仏閣の用材として使われ、伊勢神宮の式年遷宮の木材にも長年選ばれてきました。江戸時代には、幕府の命により尾張藩が木曽を直轄領として木曾檜(尾州檜)を管理、専売したといいます。
そんな木曾檜を使い、長年伝統的な木製品から新しいクラフト製品を手がける株式会社山一さんが作ったまな板が本製品です。木曾檜の中でも樹齢200年以上の柾目材を使って職人が仕上げた、まさに最高級品です。
南アルプスや富士山、秩父山系など高い山々に囲まれた山梨では、明治時代から檜の植林が盛んに行われてきたため、県産檜の原木市場への搬入が盛んで、山梨県内の一般住宅や公共施設、保育園などでも檜がよく使われます。
そんな山梨県産檜を接ぎをしない一枚板の状態でまな板にしたのが本製品です。
木のまな板は正しいメンテナンスで長く清潔にお使いいただけます。
この檜のまな板を使う前にまず水で表面を濡らしてください。そうすると、食材のニオイや油などのシミがつきにくくなります。
野菜を切っただけなら水でさっと洗うだけで十分です。
生肉や生魚を使ったあとならタワシなどでこすってしっかり汚れを落とし、水やぬるま湯でよく洗い流します。
熱湯消毒やアルコール消毒も可能ですが、長年の使用で端から割れが生じる可能性があります。長くご使用したい場合は熱湯消毒はしないことをおすすめします。
なお、肉片や汚れが残っている状態で熱湯をかけたり消毒すると、タンパク質が残って木質に染みこみ、そこから雑菌が繁殖しますので、事前によく洗って汚れを落としてください。アルコールを吹き付けた後は、しばらくたって清潔な布巾で拭き取ります。
洗ったあとは、必ずキッチンの隅などで「立てかけます」。濡れたまま伏せておくとカビが生えます。とくに梅雨時などは数日でカビます。毎回、使ったらすぐに風通しが良い、直射日光の当たらない場所に立てかけることを習慣になさってください。
木のまな板を乾燥機に入れないでください。割れや大きな反りの原因となります。また、直射日光に当てないでください。ヒビの原因となります。
漂白剤は使わないでください。変色や黒ずみが起こります。
足に落としたり、お子様等が角に顔や頭などをぶつけると、怪我につながる恐れがありますのでご注意ください。なお、本製品で生じた事故・怪我等について当方は一切責任を負いませんので、ご了承下さい。
商品製作、発送には細心の注意を払っていますが、万一、通常のご使用範囲で破損、材の大きな割れなどが生じましたら、ご連絡ください。
鍋敷きに使わないでください。木のまな板の上に調理後の熱い鍋を置かないでください。割れ、反りの原因となります。