山梨県産の木を使ったペンダントライト、ランプシェードのご紹介です。
※一つのランプシェードに、LED電球をおまけとしてお付けします。展示中に点灯使用したもので、あくまでおまけです。不要の場合は、購入時に「電球不要」を選択してください。
※コードは3mまで延長可能(+2200円)。延長する場合は、「コードの延長」で「延長する」を選び、その次の画面の【備考】に延長する長さを記入してください。
商品の仕様
■素材
八ヶ岳産シラカバ(オイル仕上げ)
■サイズ
直径 約26.5〜27.3�
高さ 約10.5cm
コードの長さ 約120cm
取り付け 引っ掛けシーリング
電球口径 E26
PSE認証済み(PSEマークあり)
■お届け日
ご指定できません。決済確認後、1週間程で発送します。
■ご注意
・濡れた手で作業しないようにしてください。
・電球の取り付け、取り外しを行うときは必ず電源を切ってください。
・曲げたり、引っ張ったり、捻ったり、シェードやコードに過度の力を加えないようにしてください。
木のペンダントライトってオシャレ!お部屋の雰囲気がふわっと変わりそう
一点一点、手作り
工房「kiki craft」(山梨県身延町)のランプシェードは、一点一点、手作業でつくられます。主に山梨県内の材を使用し、材ごとに異なる木目や節の具合を上手く活かして仕上げられます。
削り出す部材の部分や向き、削り方を工夫することで、木目をきれいに出しています。あえて木のねじれを生かす、木目の不均一性を生かすというアイディアは、規格生産社会に一石を投じるようです。
(この写真はこのページの販売商品とは異なります)
この商品について
この商品は工房「kiki craft」を主宰する宮川大輔さんの作品です。
工房「kiki craft」は山梨県身延町にあります。2024年1月、工房に伺いました。

身延での林業を通して
子どもの頃に身延の山や川で遊んだ経験が、宮川さんが林業に関心を持つようになったルーツだそう。教職を辞し、南部町の林業会社に就職。5年間林業に従事して「木を育てる」ことに向き合い、おのずと「木を活かす」に興味のすそ野が広がっていきます。
「木工を始めた当時に・・・」と木のスプーンをお子様につくってあげたエピソードを優しげな笑顔で話してくれたのが印象的でした。現在は、ランプシェードや皿、ボウル、まな板、スプーン、フォーク、ナイフ、へらなど幅広い木製品を高い技術で制作されています。
これらの作品はkiki craftさんのギャラリーや各地のクラフトフェアで実際に手に取ることができます。

「生木挽き」で木の表情を生み出す
宮川さんが取り組む手法の一つは、「生木挽き」。グリーンウッドターニングとも呼ばれ、生の状態の木材を削り、加工後に乾燥させるものです。
水分を含んだ木材は乾燥の過程で伸縮やねじれ、ゆがみを生じます。木みずからがつくり出すこの姿をそのまま最終的な商品の形として採用します。
それが独特の味わいを持つ造形美となるわけですが、その分時間がかかり、大きな割れ・ヒビなどやり直しの手間も生じるので、経験やノウハウが求められます。むろん樹種や産地ごとの木の特性を熟知している必要もあります。
木という素材をどれだけ信頼できるか?職人としての胆力がものを言います。

節がある、曲がっている。それをどう活かすか
「林業では太くてまっ直ぐで節がないものが良い材と言われるけど、自分は節がある、曲がっている、虫食いがある、形がわるい材をどうデザインするか」
「木が育てばそういう材がでるのは当たり前。そういう材の良さをどう引き出すかを考えてきた」
何かのついでのようにさらっと出てきたこの言葉に、私(南アルプスのふもと 担当者)は思わずハッとしました。実際に林業に携わり、その土地でモノづくりに向き合ってきた人が発したセリフに、「説得力」もそうですが「迫力」のようなものを感じたからです。

地域の材を使う
流通を目的とした木材は、人手に渡ると虫食い防止の薬剤が使われることもあります。そんなことを避けるために、なるべく地域の材を使うようにしています。
「その木が、どこに生えていた木なのか、いつ伐採したか、どう加工したかまで知っていたい」、宮川さんはそう言い切ります。

木の温もりを"人間"の生活に
宮川さんは木を使ったワークショップも行っているそうです。
木に興味を持ち、木に関心のある人が集まれば、森を大切にし自然を育む意識が出てきます。できるだけ多くの方々に木に触れる体験をしてもらいたい、そんな考えで活動を続けているとのことです。
工房「kiki craft」では、現代人が忘れかけている「木のある暮らし」を実践しています。木に囲まれた温もりのある生活は、家族と過ごす時間を作り、人に優しくしたり優しくされる機会を増やします。そんな人間らしい生活のヒントが、この場所にあるようです。

よくあるご質問
- おまけのLED電球とは?
- 一つのランプシェードに、LED電球をおまけとしてお付けします(展示中に点灯使用したもので、あくまでおまけです)。不要の場合は、購入時に「電球不要」を選択してください。
- 掲載写真と同じ商品が届きますか?
- 断り書きがない場合、同じ商品が届きます。ただし、撮影環境で掲載写真の色味や明るさは実際と異なる場合があります。「商品写真は一例」とある場合、届く商品は写真とは異なります。その場合は、樹種、サイズは表示通りですが、木目、節の具合などは異なりますので、あらかじめご了承ください。
- イメージと違った場合や不良品の場合返品できますか?
- 弊社の不手際による不良品の場合返品は可能です。それ以外の場合にはご容赦いただくことがございます。ご連絡いただければ詳細をお伺いして適切に対応いたします。
- 送料は無料ですか?
- 無料です。ただし、沖縄、北海道、離島の場合は別途送料がかかりますので、事前にお問い合わせください。
そもそもランプシェードとは?
そもそもランプには大きく以下の2つのタイプがあります。
- シーリングライト・・・天井(シーリング)に直接取り付けて部屋全体を明るくする
- ペンダントライト・・・コードやチェーンなどを使ってぶらさげる(ペンダント)形式のもので、天井より低い位置で狭い範囲を明るく照らす
ランプシェードとは、このペンダントライトに被せる笠のことです。このランプシェードをかぶせたペンダントライトは、インテリアにアクセントを加えるオシャレアイテムとして往年人気です。
シリンダー型と言われる円柱形のもの、縦長型と言われる円錐形のもの、そしてマウント型と言われる山型のものが販売されています。暗いところをなくすための道具ではなく、美しい影をつくることができるランプシェードは、居心地の良い空間をつくる楽しみ方の一つです。
一般的な材質として、金属、琺瑯(ホウロウ)、陶器、ガラス、プラスチック、布、和紙、木などがあり、様々なインテリア性能を発揮しています。シーリングライトのように影を作らないための器具ではなく、むしろ影を作ることにより、光を拡散させたり、集中させたり、方向を変えたり、強さを変えたりといった機能を持たせています。ライトとの組み合わせによって空間の光をデザインすることが可能です。