生産者が厳選した季節の有機野菜を発送します。定期便にも対応します。生産農家からの直送なので、美味しい野菜が味わえます。
送料
無料。ただし、発送先が沖縄、北海道、離島は別途送料。
発送条件
クール(5月〜11月中旬まで)、または常温(それ以外の期間)
内容量
5品目前後
梱包例
6月なら:キャベツ1玉、小松菜1袋(200g)、カブ3〜5玉、タマネギ500g、レタス1玉
8月なら:ズッキーニ1本、キュウリ1袋(3本入り)、ナス1袋(3本)、ピーマン1袋(200g)、トマト400g(3玉)
届く日
指定できません。決済確認後、2週間以内に発送します。
有機栽培
有機JAS認証の有機野菜です。一部、有機JAS認証でない野菜も含みます。ただし、栽培の仕方、使用資材は有機JAS認証の圃場と同じです。管理開始して2年以内の畑で栽培された野菜は有機JAS認証野菜として販売できないためです。
販売休止期間
1〜4月は販売休止となります。野菜の品目が減るためと次期に向けての準備期間(土作り、育苗など)にするためです。
定期便
複数箱ご注文の上、注文画面の備考欄に「定期便希望」と記入すると、月1箱が毎月発送されます。初回は決済確認後、2週間以内に発送します。届く日は指定できません。1〜4月は野菜は届きません。
例 10月1日に「5」個購入され「定期便希望」と記入した場合、10月、11月、12月、5月、6月に野菜が1箱ずつ届きます。
「定期便希望」と記載しなければ、一回で注文数が届きます。
野菜定期便は、有機栽培で作った高品質な農産物を、新鮮な状態でお届けするための方法です。持続可能な農業を推進し、新規就農者の営農を支援しています。農薬や化学肥料に頼らない、その土地の気候や土壌の持つ力を活かした農産物を通じ、作る人と食べる人を繋ぎます。
届くのは有機栽培の野菜です
届くのは有機JAS規格で生産され、有機JAS認証を受けた有機野菜です。
ただし一部、有機JAS認証でない野菜も含みます。栽培の仕方、使用資材は有機JAS認証の圃場と同じですが、管理開始して2年以内の畑(新たに借りてまもない畑など)で栽培された野菜は有機JASの審査を受けられないため、有機JAS認証の野菜として販売できないからです。
→有機JAS認証ってなに?
- 有機栽培農家には、安全で美味しい新鮮で良質な旬の野菜を多くの人に届けたい、という想いがあります。
- 有機栽培・生産は、一般的な栽培方法に比べ、多くの試練があります。そのため、新規就農で有機栽培にチェレンジする人は、全体の2〜3割と言われています。多くの労力を伴う割には、収穫が少量であったり、販売に苦慮することが多々あります。
- 農産物を作るためにはノウハウや経験が必要ですが、その上で有機栽培というこだわりを貫くのが有機栽培農家です。
- よく働き、よく勉強し、厳しい戦い、覚悟が必要です。
- 持続可能な農業を目指し、環境に配慮した生産活動を行っています。
- 農薬を使っていないので、病害虫が発生すれば収穫が出来ないこともあります。
今の時期に届きやすい野菜
旬の野菜が届きます
同梱される野菜の種類と時期の目安は以下です。これらの野菜を中心に発送しています。注文時に野菜の種類は指定できませんのでご注意ください。
いろんな種類の新鮮な野菜が届くのはうれしいけど、使い切るのに時間がかかってしまわないか少し心配。
たとえば9品目の定期便もいいですが、家族3人で食べると時間がかかって鮮度が落ちることもあります。鮮度がよいうちに食べられる分の野菜をお届けします。無農薬で育てた厳選した有機JAS認証野菜をおすすめします
生産者について
山梨県北杜市で有機野菜を生産する「まるた農場」の野菜を扱っています。北杜市は八ヶ岳の南麓に位置し、夏でも冷涼な気候です。ここで、有機JAS認証を得た野菜を生産しています。澄んだ空気、清らかな水、火山灰質の肥沃な土壌など、土地の利を生かした美味しい野菜です。
➡ 生産者からのコメント
➡ 生産地、北杜市(山梨県)について
有機野菜や有機JAS認証にこだわっているわけではありませんが、美味しい野菜を作ろうとしてきたら、有機JASは一つの考え方でした。もっと美味しい野菜を作れるなら、有機JASに囚われず新しい農法も採用していくつもりです。
美味しい野菜づくりにゴールはないかもしれませんが、今後も改善や発見があると思っています
生産者からのコメント
まるた農場の代表よりコメントをいただきました。
ご存じですか?
ニンジンは10、11、12月で味が違います。10月はみずみずしくほんのりとした甘み、11月になるとフルーツっぽい柿のような豊かな甘みが生まれ、12月に入ると滋味が感じられるようになります。
トマトも同じで、7〜9月にかけて都度味が違います。はじめは若々しいみずみずしいフレッシュな感じですが、盆過ぎは果物のような風味が入り、味が濃くなります。また、トマトの樹の何段目で採れたかでまた味が違います。露地でやると物理的に8段くらいまでですが、上段ほど味が濃くなります。
有機野菜・有機JAS認証について
農林水産省が定める「有機農産物の日本農林規格(有機JAS規格)」の基準に従って生産された農産物のことで、この基準に適合した生産が行われた農産物にのみ、「有機JASマーク」の使用が許されています。
- 「有機JASマーク」を使用するためには、第三者機関による検査を受け、認証されなければなりません。
- 有機農産物の生産者は、有機JAS規格の認証を受けるために、圃場における徹底した栽培管理を行わなければなりません。
- 化学的に合成された肥料や農薬の使用を避けるのはもちろんのことですが、播種や植付けを実施する圃場は、使用前2年以上もの間、化学肥料や化学合成農薬を使用していない土地でなければ栽培を始めることはできません。
- 周辺からの使用禁止資材の飛来や流入に対する措置を講じること、遺伝子組換え技術の利用や放射線照射を行わないこと等の厳しい基準をクリアしなければなりません。
そうですね。一度認証されればいいというものではなく、一年に一回圃場と書類の審査があります(年次調査)
有機JAS認証されているかどうかってどこを見れば分かるんですか?
有機JAS規格で作られた野菜には有機JASマークが必ずついていますから、確認してみるとよいと思います
有機JASだから農薬や化学肥料は一切使わないんですか?
そこが少し違いまして、実は有機JAS規格で使用可能とされる農薬もあります
そこは農家さんによって違うのですが、まるた農場は使用可能な農薬に頼らない栽培を目指しています
虫食いについては、私たちも細心の注意をはらっています。
虫がつきやすい野菜にはネットをはったり畝(うね)を立てたりします。土を掘ることによって虫が登りにくくなるからです。これを物理的防除といいます。
耕種的防除も行います。植物を病気や害虫が寄りつかなくなるような、人で言うと「病気にならない人」みたいな状態にするイメージです。これは主に土づくりが関わってきます。ふかふかで微生物が豊かに活動する土ということになるかと思います。
化学肥料を使わないとなると、毎年野菜を作っていて土の栄養は足りなくならないの?
そうなんです。だから、小麦や大麦などを育ててすき込むという作業をしてます。緑肥といいます。
イネ科やマメ科の植物を育てて、そのまますき込むことにより、土壌の栄養分も高まるのですが、堆肥に含まれる栄養に小麦に含まれる栄養が混ざることで、作物が自分に必要な栄養を吸収しやすい状態になる印象があります。
麦をすき込むことで、そのままでは使えなかった栄養分が使えるようになる、緑肥作物が土の中の栄養分を吸収してくれて、それを畑に返すことで主役の野菜たちが利用しやすい状態になる感じです。こうなると、ふかふかの土で微生物がたくさんいる土になるイメージです。
化学肥料の代わりに小麦や大麦を育ててすき込む
小麦や大麦などを出荷用にではなく、土にすき込んで肥料にするために育てます。これを緑肥といい、イネ科、マメ科植物を中心に、鮮緑な植物の葉や茎を田畑にすきこんで腐食させて肥料とするものです。2mくらいのマメ科植物、セスバニア、クロタラリアなども今後緑肥として栽培予定です。
生産地である北杜市(山梨県)について
この野菜の産地は山梨県北杜市です。北杜市は、有機農業産地づくりを推進しています。有機農業取り組み面積の拡大に向け、地域ぐるみで生産から消費までを一貫して行う「オーガニックビレッジ」の創出に取り組んでいます。
- 山梨県甲府盆地の北西に位置する北杜市は、南アルプスのふもとに位置し、大自然に囲まれた水と太陽と緑のまちです。
- 日本百名山として知られる八ヶ岳や南アルプスの山々に囲まれ、南には世界文化遺産に登録された富士山を望むことができる美しい山岳景観を誇っています。
- 八ヶ岳はもともと火山だったため、火山灰質の肥沃な土壌が広がっており、美味しい野菜作りに適しています
- 冷涼な気候で、朝晩の寒暖差が野菜の甘みを増します。
- 日本一の日照時間と清らかで豊かな名水の里として知られて、国蝶オオムラサキの生息地としても有名です。
- 太陽と清らかな水の恵みは、緑豊かな土地を育み、安全で美味しい野菜づくりに適した、広大な農業地帯となっています。
- 有機農業産地づくり推進事業(オーガニックビレッジの創出)として活動を公表しているのは、山梨県では北杜市のみとなっています。
山梨県の北西部に位置し、南アルプスや八ヶ岳連峰を近くに臨む、とても美しいところです。市街中心地で標高500m、高い所では標高1,300mと高低差があるのも特徴です。
内陸性の気候のため、年間の寒暖差が大きく降水量が少ないところです。日照時間が長く湿度も低いところなので、とても気持ちの良いところです。もちろん空気も水も抜群においしいです。
まるた農場の圃場は、北杜市のどの辺にあるのですか?
私の圃場は、北杜市高根町というところにあります。北杜市の中ではちょうど真ん中あたり。八ヶ岳南麓の冷涼な山岳高原地帯です。清里高原で有名なところです。
この場所は、八ヶ岳の山体崩壊によって形成された平坦地で、七里岩と呼ばれる広い台地の上にあります。北部にある八ヶ岳からの湧水によって、利水にも恵まれているところです。日照時間が長いところなので、太陽の恵みを充分に受ける事ができます。
土、水そして太陽の力に加え、昼と夜の寒暖差のある気候は、美味しい野菜作りに適しています。味の違いを感じていただけると思います。
野菜定期便のメリット
- 有機JAS規格の基準に従って生産された農産物を、定期的に手にすることができます。
- 有機野菜は、一般スーパーではなかなか販売されていないという実情もあり、思うように探して手に入れることができない貴重な商品です。
- 野菜定期便は、有機野菜を求めている人にとっては、ありがたいシステムとして認知され、利用されています。
- 有機野菜は高品質な商品です。安全で美味しい良質な旬の野菜を、鮮度の高い状態で手に入れることができるのも特徴です。
- 旬の野菜をいただくということは、最も栄養価の高い野菜をいただくということにつながります。
- 野菜嫌いな子供たちに、本当の野菜の味を体験していただくための良い機会として利用できます。
- 旬の野菜を手にすることによって、食材による季節の移り変わりを楽しむことができます。
- 買い物の時間がなかなか取れないという人にとっては、商品を玄関先まで届けてくれるという利便性があります。
野菜定期便のデメリット
- 旬の野菜を扱っていますので、季節外れのものを手に入れることはできません。
- 欲しいと思う野菜を、いつでもすべて揃えることはできません。
- 日持ちのする加工品ではありませんので、商品の内容や配達の日時を厳密に指定することはできません。
- 有機栽培であることはもちろんですが、鮮度や旬を大切にしていますので、注文から発送までに時間がかかることがあります。
- 用意されている在庫商品の発送とは違います。注文してすぐにお届けというような出前感覚での利用には対応できません。
野菜定期便をおすすめしたいのはこんな人
- 共働きで忙しい人、一人暮らしで買い物を誰かに頼めない人、子育て中で子供から目が離せない人、妊娠や病気療養で動くことが難しい人、高齢や何らかの障害があって買い物に出かけることが難しい人、都会や田舎暮らしで買い物に行くのが難しい環境で生活している人。
- 食の安全に関心あり、健康志向の高い人。アレルギー等をお持ちの方で、産地や生産者が明確で、化学物質の使用を避けた有機農産物を手に入れたい人。
- ワンランク上の美味しい野菜を食べてみたい人。有機栽培で作った新鮮な旬の野菜を味わってみたい人。または、そのような食材を取り扱って調理したいと考えている人。
有機野菜基本情報
- 「有機農業をめぐる事情」農水省(令和4年7月)
- 2050年までに有機農業の面積を100万haに拡大。(現在2万ha。)
- 有機JAS認証農家は4000戸/8000戸。(ほとんどが野菜栽培。)
- 新規就農者で有機栽培にチャレンジする人は2〜3割くらい。
- 有機栽培の課題。1. 人手がかかる。 2. 手間がかかる。 3. 資材コストがかかる。 4. 収穫量が少ない。 5. 消費者に意識が伝わらない。 6. 販路の確保が難しい。
- 出荷先の現状。 1. JA46%。 2. 個人30%。 3. 直売25%。
- 有機・オーガニックの認知度。 1. 聞いたことがある90%。 2. 内容を知っている3.7%。
- 販売価格は一般野菜の150%程度での設定が多い。
よくあるご質問
配送できない地域はありますか?
離島の場合、配送できない場合がございます
到着日時を指定できますか?
恐れ入りますが、指定できません。ただし、毎月第2金曜、第4火曜の発送のどちらかは指定できます
支払い方法は?
銀行振込、コンビニ決済、クレジットカード決済がご利用可能です。
発送はどのタイミングですか?
お支払いが確認されてから、2週間以内に生産者より直接発送します。
1〜4月は野菜が届かないのですか?
はい、届きません。厳寒期で野菜の出荷が不安定になり、品目が確保できないためです。
届く野菜を指定できますか?
恐れ入りますが、指定できません。その時期の旬の野菜を中心に生産者が厳選します。